飲んで塗って、漢方水虫対策
水虫には3つのタイプがあります。
まず、感染すると足のゆびの間が赤くなり、皮がむける
趾間(しかん)型、足のうらに小さな「水ぶくれ」がみられる小水泡(しょうすいほう)型となります。水虫を放置していると、足のうら全体が赤くなり、皮膚が厚く皮がむける角化(かくか)型となります。
趾間型、小水泡型は痒みをともないますが、角化型になると痒みなどの自覚症状はなくなります。
また、角化型では冬に「ひびわれ」を生じて、歩くと痛みを生じます。角化型では足の皮膚以外に爪や手の水虫をともないます。

趾間型 小水疱型 角化型
趾間に白色浸軟をきたし、やがてびらんとなり、その周辺に鱗屑が見られる。痒みが強いが、びらんになると痛みが出る。二次感染を起こしやすい。 かゆみが強く、軽度の発赤、米粒大の小水疱が密集したり環状に配列する。足に最も多く見られ夏に多い型。 足底全体に皮膚が乾燥した状態になり、かゆみは少ないが、角質の増殖が見られる。夏増強するが、冬でも見られる。治りにくい型。
★気をつけること★

・患部はいつも清潔にしましょう。
・通気を良くして乾燥させる。
・マットやスリッパなどから水虫が感染することが多いですので水虫の人は専用のものを使用し、頻繁に洗濯をして日光で十分乾燥させましょう。

水虫の場合症状が治まると治ったと思って治療を止めてしまう人が多いですが、菌が完全に死滅するまでは治ったと思っても3~4ヶ月は続けることが大切です。