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逆むけした指 が嫌なんです
爪のおしゃれをしたいのですが、逆向けしていて嫌やなんです。きれいな指先と爪にするにはどうしたらいいでしょうか(28歳・女性)
「逆むけは親不孝の証」なんて子供のころ言われた記憶がありまが、実は親不孝ではなく、体の健康状態の現われなんです。
中国漢方でいう「脾(ひ)」は、胃腸の消化機能全般の働きを指しています。この「脾」が元気のもと「気(エネルギー)」を生み出し、
全身に栄養を行き渡らせます。弱々しいことを、ひ弱(=脾弱)っていいますよね。
「脾」が弱いと、疲れやすく元気が出なくて、顔色悪く、お腹が張ったり下痢や軟便になります。また「脾主四肢」という言葉があり、
その状態は指先や爪によく現れています。逆むけだけでなく、指先が艶なく暗色、爪の生え際の皮膚(あま皮)が
硬く角化したりしていると「脾」の弱りを疑います。
この「脾」を健やかに保つことが、漢方の逆むけ対策です。またこの「脾」の弱りは、唇やお肌の荒れも引き起こします。
この「脾」を強める食材の代表はヤマイモです。冷たいものや油ものを控えて、ヤマイモを食事に積極的に取り入れてみましょう。
漢方ではヤマイモ・ハスの実・ハトムギなどを含有し、食べ物のように大人から子供まで長く飲める健脾散(参苓白朮散)がオススメです。
健康美の証である、ピンクで艶ある指先と唇を取りもどしましょう。
星火健脾散 けんぴさん
効能・効果
やせて顔色が悪く、食欲がなく下痢が続く傾向があるものの次の諸症:食欲不振、慢性下痢、病後の体力低下、疲労倦怠
特徴
子供の胃腸虚弱から体力のない高齢者まで穏やかに使える処方です。
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※多くの方にお試しいただくため、1家族につき1個とさせていただきます※
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